風通しの良い環境の中で、
「自分らしい看護師」に向けて成長できる病院です。
医師と看護師の関係性が良好な、
働きやすく成長しやすい環境
広瀬病院への入職のきっかけは、前職の病院で現在の院長先生と知り合い、人柄や考え方に共感したので、入職を決めました。
看護師として40年弱のキャリアのなかで、これまで様々な病院にお世話になってきましたが、他の病院と比べて「医師と看護師の関係性がとても良好」なところが、広瀬病院の魅力だと感じています。
広瀬病院に入る前に勤めていた一般急性期の大病院では、大病院ということもあって医師はみな忙しそうにしており、コミュニケーションが取りづらい関係にありました。そのため、日々の看護業務の中で疑問に思っていることがあっても、なかなか聞きづらい状況でした。しかし、広瀬病院では何でも訊きやすい雰囲気と状況があり、より良い診療を提供するための看護スキルの向上においても、とても助かっています。
先生と一緒にCT画像を見ながら、患者さんが今こういう状況になっている、だからこうしていこう、といった客観的なデータに基づいた看護を実践することができています。医師との距離が近いので、OJTでしっかりと学べる。これは大病院ではなかなかできない経験だと思います。
地域医療のニーズと現場の声に
基づいた教育体制
現在、私は広瀬病院の教育委員会の委員を担当しています。
広瀬病院は、中途入職の看護師が多いので、中途教育には力を入れています。新入職の方にはこれまでの看護経験を確認した上で、足りない部分はプリセプターを付けてフォローしています。人によりますが、フォロー期間は半年から1年くらいで、休日や勤務でプリセプターがいないときもあるので、チームでフォローできる体制を取っています。
この病院の特徴でもあるのですが、これをやりなさいと上から単に押し付けるのではなく、現場の声を聴いた上で物事を決めていくことを重視しています。教育プログラムも毎年3月に全職員にアンケートを取って、どういうことに興味があるか、何に困っているか、具体的に何を知りたいかを確認しています。現場の声を大切に、みんなが求める教育体制を作っていきたいと考えています。
年々患者さんの入院してくる症例も変化しているので、自分自身もそれに合わせて成長していかなくてはいけません。患者さんと関わる中で、この分野をもっと勉強したい、自分に足りないなと思ったら、看護協会や出版社が実施している研修に参加できるよう、病院の助成制度が充実しています。私自身も、現在「緩和ケア」について勉強中です。認定を目指すことも可能ですが、まずはしっかりと学び、病院内で共有できるよう研鑽しています。
職員どうしの顔の見える、
アットホームな病院の雰囲気
広瀬病院の良いところの1つに、「アットホームで縦横のつながりが良いこと」が挙げられます。病床数が71床とこじんまりしているので、全職員と顔の見える関係があり、気軽に声を掛け合えるところは、他病院ではなかなか得られない、風通しの良さを感じられるかと思います。
また、個々人のプライベートな時間を尊重しあっています。私自身、これまで長く看護師を続けてこられたのは、看護という仕事が好きだということもありますが、それも充実したプライベートがあってのことです。家にはあまり仕事は持ち込まず、ONとOFFをしっかり切り替えるようにして、嫌なことは忘れるようにしています。猫がとても好きなので、家に帰ったら猫と戯れていますね。こうした時間をお互いにサポートするため、突発的なシフトの変更や、有給休暇の積極的な消化など、全員でカバーしあうようにしています。
こうした環境のなかで看護師としても成長し、患者さんに少しでも元気をあげられるような「肝っ玉母さん」のような看護師になりたいですね。この人といると気が楽になってもらえる、そういう看護師をこれからも目指していきたいです。
広瀬病院に入職してから6年目、看護師としてのキャリアが40年弱になるベテラン看護師。