院長からのメッセージ

「地域のための病院」
広瀬病院を一緒に
成長させていきましょう!

広瀬病院は、私の父である前院長が1977年9月に開設し、以来40年にわたり、この地で医療を提供してきました。相模原市は産業都市として成長してきましたが、近年ではベッドタウン化や高齢化が進み、それに合わせて広瀬病院の機能も様変わりしてきました。
私が院長を引き継いだ2008年当時、広瀬病院が地域の生活者の皆さんにとって真に役に立つためにどうすればいいか、大いに悩みました。
近年ますます大きな課題となっていますが、当時もすでに高齢化による医療課題が顕在化していました。私自身も、救急基幹病院の勤務医時代に経験しましたが、高齢の患者さんが入院したいときに大病院にはなかなか入院できない。そのため遠方まで移送されたり、悪化した状態で搬送されたり、といった高齢者に厳しい医療環境にありました。
そこで広瀬病院が注力し始めたのが地域に根ざした「在宅医療」です。

「地域の在宅医療の中核病院」を目指す広瀬病院

院長 廣瀬憲一「在宅医療」は、病気が悪化したときにだけ病院で診療するのではなく、患者さんの生活の場に出向いて診療することで、状態を常に把握させていただくことができます。それにより、患者さんの健康を維持し、異変にもいち早く気づけ、いざという時には入院を含む高度な診療を病院で提供できる。在宅医療は地域の高齢者に寄り添う医療として、今後ますますニーズが高まっていくと考えています。

広瀬病院は「24時間あなたのかかりつけ医」を掲げ、患者さんにきちんと向き合い、寄り添った診療を提供したいと考えています。小さな病院だからこその小回りの良さを活かし、クリニックや大規模病院ではできない、きめ細やかな在宅医療と、それに連動した病院での診療が、「地域の在宅医療の中核病院」を目指す広瀬病院の強みだと考えています。
それを実現させるためには、在宅診療部はもちろんのこと、外来や病棟を含めた病院全体の連携が重要です。そのため、病院内でより良く連携していくために、電子カルテやスマホによる情報共有ツールの導入・活用など、働きやすい環境の構築に努めています。

真に「地域のための医療」を
実現するために

院長 廣瀬憲一

こうした医療をより多くの地域住民に提供するために、広瀬病院は仲間を募集しています。日々チャレンジしている病院だからこそのやりがいがきっと見つかるはずです。
そのためにも、自ら判断し動ける人に期待しています。失敗しても間違っていても問題ありません。必ず周囲がサポートする、アットホームな仲間がたくさんいますので、積極的にチャレンジしながらスキルを磨いてください。と同時に、個人プレーではなく、仲間を巻き込んでチームで動けるか。一人でできることは限られますので、チームで取り組み、コミュニケーションを取り合って、互いを支え合うことで、より柔軟に、より良い診療を提供する。そして、広瀬病院をより良い病院に成長させてください。
広瀬病院は、地域医療に貢献するために、チャレンジしがいのある病院だと自負しています。情熱をもって医療課題に取り組んでいただける仲間が増えることを願っています。

院長 廣瀬憲一
広瀬病院 院長
廣瀬憲一